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アドルフ・ロース著作集1
『虚空へ向けて』
アドルフ・ロース著
加藤淳 翻訳
鈴木了二・中谷礼仁 監修
早稲田大学中谷研究室 訳注
ヴァルター・ループレヒター解題
(解題訳:安川晴基)
ラディカルな近代建築宣言「装飾と犯罪」で知られる建築家アドルフ・ロース(1870-1933)による、19世紀末ウィーン文化批評の全貌。全31編中27編本邦初訳。ドイツ語初版より訳出。解題2篇、200以上の詳細な訳注を付す。アドルフ・ロース全集発刊開始第1弾
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1898年、世紀末ウィーン。後に20世紀建築史に深いトラウマを与えることになる建築家アドルフ・ロースは、いまだ建築家ではなかった。
装飾を断罪した初の近代建築理論といわれる「装飾と犯罪」はどのように育まれたのか?
「紳士のモード」「女たちのモード」など、「装飾と犯罪」にならぶ重要論文を収録したアドルフ・ロース初期論文集が日本語版初登場。世紀転換期のウィーンから、一世紀にわたり眠り続けてきたモダニズムのパンドラ。
編集出版組織体アセテートによる、ロース全著作集日本語版刊行運動開始。 |