ニコニコ通信(nico-nico journal)
著者:長嶋康郎(ながしま・やすを)

ニコニコ堂通信




理想書店にて、電子書籍版(iPhone/iPad/PC)発売中

『にこにこ通信』(アセテート刊)とは
長嶋康郎とは
書籍データ
ニコニコ通信の内容紹介


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周囲の勝手な情熱がつーんと感じられるのだった

 河出書房新社から「古道具ニコニコ堂です」が出たとき、あの手書き文字の「味わい(という言葉は安易で嫌だけど)」がどうなるかしらと危惧したものだが、完成してみると、なるほど活字には活字の功徳があるということを思った。そうすると今度は、むしろ手書きのまま本にすることの方が心配になってきた。まだみてないけど、きっと異様な一冊だろう。

 その実現には、もうあきらかに作者(=一人)ではない、周囲(=大勢)の勝手な情熱がつーんと感じられるのだった。(出版に際しての)作者の気持ちもふわふわしているうちに、なにかのドサクサにまぎれるようにしてワッショワッショとこぎ着けてしまった、アセテートは奇特な会社だと思う。買う人も奇特で、でもまあ友達にはなれそう。




 

『ニコニコ通信』(アセテート刊)とは?

古道具屋の日常を十数年にわたり書き綴った不定期刊行物『ニコニコ通信』の完全復刻版。古物をめぐる様々な人間模様が活写されている。著者による手書原稿を通信そのままの形で掲載。著名人を含む愛読者たちのコメントを収録。


長嶋康郎(ながしま・やすを)

一九四七年、新潟県佐渡郡新穂村(現・佐渡市)に生まれる。(父の実家に疎開中)武蔵野市立第四、小中学校を卒業。私立獨協高校、大学をいずれも補欠にて入学。大学は七年かけて卒業。その間配管工、ロック喫茶手伝い。長男、次男、生まれる。七六年(ごろ?)自動車自爆事故、リハビリのつもりで土木作業員などするが、しだいにつかれてきて、七八年国分寺市恋ケ窪近くに古道具ニコニコ堂を始める(当初の屋号は「ムサシノニコニコ」)。九〇年ころより「ニコニコ通信」不定期にて刊行始める。著書に、よりぬきのニコニコ通信と写真集とを合わせた『古道具ニコニコ堂です』(河出書房新社・二〇〇四)がある。


古道具を巡る人と物との関わりをユーモラスに描き出す

本書のもとである『ニコニコ通信』の発行部数は現在約20部。著者によって恣意的に選ばれた読者へ直接送り届けられる。中には作家や芸術家など著名人も多い。今回これら読者のコメントを収録。通信の内容は、古道具屋の日常、客の生きざま、回想録、夢の話、漫画・音楽の紹介など。これらが著者の切り口で鋭く繊細に描きとめられている。古道具を巡る人と物との関係を綴ったその内容はユーモラスで著者独自の世界が垣間見れる。(editorK)
 
 


◆書籍データ

発行所:編集出版組織体・アセテート
発行日:2005年8月31日
編集者:長嶋康郎・北浦千尋
ISBN:4-902539-03-9
判型:160(タテ)×140(ヨコ)
頁数:276頁
価格:1,800円+税
(アセテートから直接ご購入の場合、消費税はいただきません)

発売中


◆電子書籍版データ

発行所:編集出版組織体・アセテート
発売日:2010年6月25日
価格:840円(税込)
iPhone版/iPad版/PC版
理想書店より発売中


◆ニコニコ通信関連情報

・『古道具ニコニコ堂です』(河出書房新社 2004年)


◆掲載内容

・ニコニコ通信復刻版への序文
・ニコニコ通信20号
・ニコニコ通信1号について
・これまでのニコニコ通信2〜19号
・ニコニコ堂奇譚17(他誌掲載)
・ニコニコ通信3号特別付録漫画家・吉祥寺やすを作品集(姉が帰って来たときの話・ムツカシー)
・人物索引
・あとがき

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